フェアウェイウッドのバリエーション
一般的な番手/ロフト/長さ(インチ)
3W/16度/42
4W/18度/41.5
5W/20度/41
7W/23度/40.5
9W/26度/40
ゴルフ女子のためのゴルフクラブの選び方。
初回はクラブセッティングには欠かせない、フェアウェイウッド(以下FW)とユーティリティ(以下UT)の選び方です。
キャディバッグに14本のクラブまで入れることができます。ドライバー1本、アイアンセット、パター1本。そしてFWとUT。
女性用アイアンは、7番からサンドウェッジまでがセットになっていることが多く、ドライバーと7番アイアンの飛距離の差を埋めるゴルフクラブであるFWとUTが必要となります。まずは、FWとUTの違いから説明します。
フェアウェイウッドのバリエーション
一般的な番手/ロフト/長さ(インチ)
3W/16度/42
4W/18度/41.5
5W/20度/41
7W/23度/40.5
9W/26度/40
FWはドライバーと同じ「ウッド」のグループ。
直接、芝の上から打てるように設計されていて、飛距離が出ます。
種類は、3番ウッド(3W)、5番ウッド(5W)、7番ウッド(7W)が一般的です。番手の数字が大きいほどボールが高く上がりやすく、その分距離が出ないようになっています。
ユーティリティのバリエーション
一般的なロフトと長さ(インチ)
22度/39
25度/38.5
28度/38
31度/37.5
UTは新しいジャンルのゴルフクラブでFWの良いところと、アイアンの良いところを掛け合わせています。ヘッドもFWとアイアンの中間のような形をしています。
長さもFWより短く、アイアンより長く設計されています。番手表記はロフトだけのメーカーと、○〇UTなどアイアンと同じように表記するメーカーがあります。
選ぶときは番手ではなく、ロフト表記を飛距離の目安にすると確実で迷いません。種類は、ロフト22度、25度、28度くらいが一般的ですが、新しいジャンルだけあってメーカーにより、ロフト設定が違うところが多いようです。
FWは長さが、UTより長いので飛距離が稼ぎやすく、ボールが上がりやすいです。
またソールが大きいから少々のダフリなら滑って、ボールに当たってくれます。
UTはFWより短いので、ボールに当てやすく、強いボールが打ちやすくなります。また、ラフなど打ち難いところでも、打ちやすいのが特徴です。
FWとUTともに、ドライバーとアイアンの間に位置するゴルフクラブですが、それぞれ得意な分野が違います。
フェアウェイウッド…高くボールが上がりやすく、キャリー(ボールが飛んで着地するまでの距離)が出やすい
ユーティリティ…直接的な中弾道で風に強く、ラン(ボールが着地して転がる距離)も出る
ヘッドの形状が違うと飛んでいくボールの弾道も違います。
ここで気を付けてほしいのが、それぞれの飛距離の違い。同じロフトでも、UTはゴルフクラブの長さが短い分だけ飛びません。
FWとUTのメーカーがバラバラだと、この法則がズレることがあるので選ぶ時は注意してくださいね。
FWとUTの組み合せ次第で、長い距離がとても楽になりますよ。それでは、おすすめの選び方を紹介します。
フェアウェイウッドをおすすめしたいゴルフ女子。
・ドライバーが得意、もしくは好き
・クラブが長くても、ボールに当てられる
・アイアンが苦手
ユーティリティをおすすめしたいゴルフ女子。
・アイアンが得意、もしくは好き
・長いクラブが苦手
・ドライバーが苦手
アイアンを7、8、9番、ウェッジをPW、AW、SWと3本入れると想定すると、ドライバーとパターを1本ずつと合わせて全部で8本。あと6本入れられることになります。
フェアウェイウッド、多めの場合
・4W、7W、9W、28度UT
ユーティリティ、多めの場合
・5W、22度UT、25度UT、28度UT
その間のバランス型
・5W、7W、25度UT、28度UT
それぞれの特徴を知っておけば、とても使いやすくなるので、自分にあった良いゴルフクラブを見つけてくださいね。(おぐ)
【関連記事リンク】
→ やさしく打てるショートウッド
→ ユーティリティの選び方
→ スコアアップにつながるパターの選び方